こんにちは。今回は少し仕事を離れて、本格的な登山にチャレンジした時のお話です。
事の発端は、ひょんなことから埼玉県秩父市にある標高1,304mの武甲山に登ることになったことでした。
登山経験がほとんどない私にとって、武甲山はなかなかの難敵です。
「さすがにぶっつけ本番ではまずいだろう……」
「同行者に迷惑をかけるわけにはいかない!」
そんな思いから、まずは練習として茨城県つくば市にある低山、**宝篋山(ほうきょうざん)**に挑戦することにしました。
標高は461m。
「これくらいなら何とかなるだろう」
そんな軽い気持ちで登山口へ向かったのですが、この考えが後に甘かったことを思い知ることになるのでした。

登山口へ向かう道は、緑豊かな田園風景が広がり、とても穏やかな雰囲気でした。目の前には宝篋山が構えています。「余裕でしょ…」しかし、その余裕はすぐに絶望へと変わっていきました!
登り始めると想像以上に体力を使います。普段から歩いているつもりでも、山道は別物です。
だんだんと急登になっていきます。
「まだ着かないのか……」
「あとどれくらいだろう……」
「引き返そうかな(涙)」
そんなことを考えながらも、一歩ずつ前へ進みました。
速く登ることよりも、自分のペースで歩き続けることが大切だということを知らずに、序盤から飛ばしてしまった私は大汗をかきながら登ることに……。
息は上がり、足は重くなり、「登山ってこんなに大変なの?」と早くも後悔し始めていました。
木々の間から吹き抜ける風、鳥のさえずりなんて全く入ってきません。
そして苦しいながらも歩き続けていると、目の前に立派な鳥居が現れました。
「やった!頂上だ!」


宝篋山頂に到着!
何もかも失ったかのような表情で歩き続けること2時間、ついに山頂へ到着しました。
標高461m。決して高い山ではありませんが、自分の足で登り切りました。
山頂には鳥居や石碑があり、多くの登山者が休憩を楽しんでいました。
皆さん笑顔で、とても穏やかな空気が流れていました。


山頂から望む筑波山
山頂からは筑波山を一望することができました。
青空と山並みのコントラストがとても美しく、しばらくベンチに座って景色を眺めていました。
普段の生活では、どうしても時間に追われがちです。
しかし山の上では、時計を見ることも忘れてしまいます。
風の音や鳥の声を聞きながら過ごす時間は、とても贅沢なものでした。
霞ヶ浦を一望
さらに反対側を見ると、霞ヶ浦まで一望でき、景観は抜群でした。
しかし、このままでは標高1,304mの武甲山に登るなど到底無理な話です。
「この程度で音を上げていては武甲山は遠いな……」
「よし、次はあの山だ!」と決意。
このまま引き下がるわけにはいかないので、次なる目標を筑波山に定め、宝篋山を後にしました。
果たして無事に登頂できるのか。
それとも途中で心が折れてしまうのか。
その結末は次回のブログでお伝えします。
次回予告
「筑波山、なめてました。~標高877mに泣かされる男~」
どうぞお楽しみに!
