運営指導は怖くない!日頃の準備が最大の対策です

第三者評価

 こんにちは。7月に入りました。2026年もいよいよ折り返しですね。
 今年の初めに「今年はこんな一年にしよう」「良い年になりますように」と目標や願いを立てた方も多いのではないでしょうか。気付けば半年が経ちました。皆さんはいかがでしょうか。

実は、6月30日に半年を振り返り、残り半年の無病息災を願う「夏越(なごし)の祓」という日本の素晴らしい風習があります。最近では「ハーフタイムデー」とも呼ばれ、今年前半を振り返る良い機会として注目されているようです。

さて、今回のテーマは**「運営指導」**です。

最近、「運営指導の通知が届きました。」という相談を受ける機会が増えてきました。
通知が届くと、「何を確認されるのだろう」「何か指摘されるのではないか」と気持ちが沈んでしまう管理者の方も少なくありません。昨年は、虐待防止や身体拘束適正化に関する取り組みが重点的に確認される傾向をお伝えしましたが、今年度も引き続き、この分野は細かく確認される傾向があります。
特に、

  • 身体拘束適正化委員会が適切な回数開催されているか
  • 委員会の議事録に具体的な検討内容が記載されているか
  • 虐待防止委員会が形だけになっていないか

などは、しっかり確認されるポイントです。

また、身体拘束ではベッド柵にも注意が必要です。

利用者の安全を考えて設置したつもりでも、気が付かないうちに四点柵となり、身体拘束と判断されるケースもあります。一度、施設全体でベッド柵の設置状況を確認してみることをおすすめします。

さらに、各種加算を取得している事業所は、加算要件を現在も満たしているかを必ず確認してください。書類が一つ不足しているだけで、後から大きな問題になることもあります。

もう一つ確認したいのが運営推進会議です。

保管しているのが「レジュメ」だけになっていませんか。運営指導では、確認されるのは議事録です。レジュメは会議の進行資料であり、議事録とは役割が異なります。議事録には、出席者、協議内容、意見、今後の対応などが記録されていることが大切です。

そして、私が一つだけ対策を挙げるとしたら、それは**「ファイル内の整理」**です。

実は、これが想像以上に重要です。

私たち第三者評価でも、多くの資料や記録を確認しますが、ファイルが整理されている事業所は確認作業が非常にスムーズです。

反対に、資料が乱雑に綴られていると、必要な書類を探す時間が増え、確認する側にも余計な負担がかかってしまいます。ファイルが整理されているだけで、「日頃からきちんと管理されている事業所」という印象につながります。

もう一つ、少しだけアドバイスです。

監査官から

「ファイルがきれいに整理されていますね。」

と褒められたら、

「ありがとうございます。」

この一言で十分です。

そこで、「前の管理者がずさんで、私が来た時には資料がほとんど無かったんですよ。」

などと話が広がると、余計な質問や確認につながることがあります。

せっかく良い流れになっているのであれば、笑顔で感謝を伝えるくらいがちょうど良いでしょう。

最後によくいただく質問があります。

「○○市の運営指導は厳しいですか?」

私の答えはいつも同じです。

運営指導に「厳しい」「優しい」はありません。

もちろん、「そこまで確認するのですか」と感じる自治体があるのも事実ですが、基本的には運営基準に基づいて適切に運営されているかを確認するものです。

つまり、法令を遵守し、日頃から必要な記録を整え、利用者本位の支援を行っていれば、過度に恐れる必要はありません。

いつもどおりの運営を、自信を持って見ていただくことが一番の対策です。

運営指導には、ブログでは書き切れない実践的なポイントもたくさんあります。

そのあたりは、また皆さんと直接お会いした際に、経験も交えながらお話しできればと思います。

それでは、今回はこの辺で。
次回のテーマは未定です!

 

アミュレット

東京都、千葉県、茨城県で福祉サービス第三者評価機関として活動しています。福祉サービス第三者評価関連のほか、お出かけスポット、高校野球情報なども発信していきます!

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